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本校は大正7年に創立した新見実科高等女学校を前身とした新見高等学校と、昭和2年に創立した岡山県新見農林学校を前身とし、昭和52年の県立移管に伴い新見市立商業高等学校から改称した新見北高等学校が、平成17年に統合し現在の新見高等学校に至っています。そして、令和6年度からは複数校地を解消し、南北の校地を統合します。
令和4年度の各年次の構成は、南校地には普通科3クラス、北校地には生物生産科1クラス、工業技術科1クラス、総合ビジネス科1クラスとなっています。なお、総合ビジネス科は令和4年度から生徒募集を停止しているため、2・3年次生のみ在籍しています。
令和4年度の入学生については、新学習指導要領のスタートと総合ビジネス科の募集停止にあわせ、普通科において進学拠点校としての機能を充実させつつ、総合ビジネス科の学びの一部(情報系の学び)を取り込んで、多様な進路のニーズに応えられるように教育課程の改編(2年次から目指す進路に対応する選択科目群をパッケージとして設定)を行っています。生物生産科と工業技術科においては、現在の教育体制をさらに充実させるように取り組んでいます。
また、令和6年度の校地統合を見据えて部活動の再編も行っております。新見市内の中学生のアンケート結果などをもとに決定し、令和4年度からダンス部を新設するなど新しい部活動体制がスタートしています。
普通科、専門科ともに、新見市域を学びのフィールドとして地域に根差した教育活動を展開し、普通科は「仰高~明日の私は、私が創る~」、専門科は「心技錬磨」を科訓として掲げ、それぞれの特色を最大限に発揮できる教育活動を行っています。
新型コロナウイルス感染症は、収束の見通しが立たない状況にありますが、教育活動については、感染症対策に最大限の注意を払いながら、活動実施の可否を総合的に判断し、「できるものは実施する」という基本方針で取り組んでいます。一日も早く、通常の学校生活が戻ってきてくれることを願うばかりです。
「安全・安心」「日頃の教育活動のさらなる充実」「学校の魅力の発信」を基本理念とし、地域から信頼される学校として「行きたい学校」「行かせたい学校」を目指し、教職員一同日々奮闘しています。
中学生の皆さま、卒業生の皆さま、地域の皆さまには、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願いいたします。
岡山県立新見高等学校長 岩本 恭治